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February 25, 2005

伊太地山伝兵衛・石井康二ライブレポ(和歌山 LOVER SOUL)

2005年2月25日(金)和歌山 LOVER SOUL
伊太地山伝兵衛(vo,g)石井康二(b)

午後7時半頃、和歌山に到着しホテルに荷物を置いて、
会場まで徒歩で30分くらい歩く。
会場に着いたのが、午後8時過ぎ。

中に入ると一番乗りで、客は誰もいなかった。
しばらく待つと、ポツンポツンと客が増えてくる。
室内のBGMと暖房の暖かさを意識するくらい
のんびりとしたひとときを過ごす。

午後9時くらいになって、ライブはスタート。
ここの場合、楽屋が別に存在しているため、
開演前に出演者と顔を合わすことは、あまりない。

出演者の二人が拍手で迎えられ、ステージに上がる。
客席から見て、左前に伝兵衛さん
右後に石井さんの立ち位置。
他会場では、スペースの関係もあるが
横に二人で並んでいることが多いので
新鮮でもあり違和感もあったくらいである。

第一部のスタートは、
ここのところ、伝兵衛さんが気に入って演奏されている
「裏町ブルース」から。

出だしだけ聴いていると、
しゃれたバージョンの「Wesが聴こえる」なのかなと
思わせるところがあるが、
「Wes・・・」よりもさらに渋い色彩の曲が舞い降りる。
これは、このデュオのためにあるような
ぴったりとはまった曲であり、
石井さんのリズムの刻み方もシャープで
ものすごくなじんでくる一曲である。

このあたりは、まだ
「石井さん、今日は比較的調子いいのかな」くらいに聴いていた。
後々考えると、
ここからが、今日の石井さんのプレイに驚かされる
「幕開け」だったようである。

そして、一曲目が、かっこよく決まり、拍手を受けて
二人は、すぐに二曲目へ。
石井さんのベースからはじまる「満月が笑う」。

もう、DUSTのCDを、すりきれるまで聴いてきた
私と地元の熱いファンの人たちは、
最初の石井さんの奏でるメロディ三音くらいで
「ウォー」となった。

頭の中では、佐山さんのピアノの奏でる音色を想像しつつ
二人のリアルな演奏に耳を傾ける。
この二人でツアーをだいぶまわってきていることもあり、
息のあったプレイを思う存分楽しめた一曲であった。
まさに、アルバムの再現でもありながら、
ここでも、石井さんのベースがシャープでありながらうねりがあって、
高音でソロを弾いたかと思えば、
すぐさま背筋をしゃんと伸ばして低音部分にすぐに帰って演奏するあたり
今日はかなり調子いいんだ!!と実感できた一曲。
この曲あたりで、会場をこの二人の世界で
完全に包み込んでしまった感じがした。

そして、「夜明け前」
これは、普段は、ビオラとのデュオのためにかかれた
伝兵衛さんのナンバーだが、
ここでも、石井さんが熱演し、
間奏部分では、弓を使っての演奏が
川添いの帰り道の間奏を彷彿とさせる演奏であり
ものすごく胸に響く心にじんとくる演奏であった。

この三曲が終わって、伝兵衛さんがMCでしゃべる頃には、
会場が熱気を帯びてきはじめているのが、肌感覚でも分かり
それが伝兵衛さんにも伝わっていて、
思わず「ああ、うれしいな」という笑顔になっていた。

そして、「Wesが聴こえる」と「夢はいつも」の二曲続けてだったので、
会場の熱気はますます帯びていき、観客もノリノリになっていった。

そこで、盛り上がったのを、少し落ち着かせるためなのか
今度は「渚のステファニー」をしっとりと聴かせる。
ここまでで、本当に十分な感じがする充実したライブであるが
気がつけばまだ一部も終わっていないのだから、
ものすごく得した気分でもあり、
本当に和歌山まで足をのばしてよかったとつくづく思っていた。

そして、一部の最後は、「LOVE AGAIN」
これは、東芝EMIから出したアルバムに入っている一曲であった。
これは前半はじっくりと聴き入り感じの曲で、しんみりと味わった。
そして途中からアップテンポになり、盛り上がった!!
そんな盛り上がった中で大拍手の中、第一部が終了である。

終了して幕間は、伝兵衛さんも石井さんも
大半の時間を客席で過ごされた。
地元の熱いファンに囲まれながら、談笑。
そんな中、ふと、伝兵衛さんが
「何かリクエストある?」と地元ファンに尋ねたら、
「ホンキートンクブルース」と「湘南Rainy Days」の
二曲がリクエストされた。

「ホンキートンクブルース」は、そのファンの中の1人がバンドをしていて、
伝兵衛さんに影響を受けて
ライブの一曲目に、「ホンキートンクブルース」を歌っているとのことで
あの曲は、ライブの展開をしやすい一曲であるという話を聞いて
なるほどと思った。
たしかに、その後にバラードでもいいし、
アップテンポがきてもいいので、
たしかにそうだなあ・・と納得した。

やがて、第二部がスタートする。
最初から
「ホンキートンクブルース」
「湘南Rainy Days」
の二曲。
リクエストした地元の熱いファンは、大喜び!!
この二曲をじっくり聴いて、MCがあったのだが、
それを聴いてまたびっくり

・次は「あと一杯」と「いつものズブロッカ」の二曲
・「あと一杯」の二番を石井さんが歌う!!

これを聴いて観客は、またしても「ウォー!!」

一番は、伝兵衛さんが歌い
そして問題の二番は皆が期待して石井さんが歌うのを待っている。

石井さんは、期待に応えるべくというわけでもないけど
淡々とした中に愛情のこもった歌い方で、観客を魅了していた。
S大先生のような朗々とした堂々とした
歌いっぷりとはまた違った魅力があり、
初めて桃ちゃんのバイオリンを聴いた時のような
素朴でありながら、なんだかいいんだよねと思わせる歌であった。

そして「いつものズブロッカ」では、
地元のファンの人と「汽車」のところで
地元の熱いファンと共に指で机をガタガタいわせたら
伝兵衛さんにすぐさま「どうもありがとう!」と言われたりして
これまた盛り上がった。

そして、そのまんま続いた「またしてもHi-Way」では、
ハイウェイのところで、心強い会場中からの大合唱!!
みんなが自然発生で合唱するなんて、嬉しい限りである。

その後の、「Change The World」は、じっくり聴いて
そして「川添いの帰り道」では、
またもベースの間奏が最高によかった!!
ここぞとばかりに弓であのメロディを奏でてくれるのは
本当に感激ものであった!!

そして、じっくり「Bluesは聴かないで」を聴いて
最後は、「パラダイス カフェ」でしめた。
観客は、いいね!!いいね!!の連続であった。

そしてアンコールの拍手の中、
最初は、伝兵衛さんが1人でカバー曲を。
(曲名を忘れてしまった)
それから、石井さんとデュオで、「嘘が8コ」。
これもまた、ベースとしっくりくる歌であった。

なかなか、伝兵衛さんと石井さんのデュオは、
いつでもやっていそうで、やっていない。
しかも、会場との関係もあるけど
会場のみんなが集中して聴く環境にあるかとか、
熱いファンがいるかとか
そういった様々な要素が絡み合っている中で
ライブが行われるわけだが、
今回はその全てがいい方向に向いていたライブであり、
石井さんのベースがいつになく、
シャープでかっこいい演奏であったこともあり、
申し分のないライブであった。

大体の曲順は下記の通り。

◆大体の曲順
<第一部>
裏町ブルース
満月が笑う
夜明け前
Wesが聴こえる
夢はいつも
渚のステファニー
LOVE AGAIN

<第二部>
ホンキートンクブルース
湘南Rainy Days
あと一杯(二番のボーカルは石井康二!!)
いつものズブロッカ
またしても Hi-Way
Change The World
川添いの帰り道
Bluesは聴かないで
パラダイス カフェ

<アンコール>
伝兵衛さんソロ(曲名思い出せず)
嘘が8コ(デュオ)

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Comments

今週末、はじめて伝兵衛さんのライブを見ます。
このレポ読んで、ますます楽しみになりました~

Posted by: ちーぷろ | March 10, 2005 at 02:20 AM

This post is invaluable. Where can I find out more?

Posted by: Hannelore | July 31, 2014 at 06:02 PM

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